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障がいを抱えた子供と
暮らすご家族の皆様へ

子供の将来、いや自分の未来に不安があるなら、今は少し手を休めて、この物語を読んでください。

25年前の今日、仲のいい2人の女性が同じに結婚式をあげました。2人はとても良く似ていました。2人とも同じ短大を出て、優しく、真面目で気立ても良く誰からも好かれる性格でした。最近この二人が久しぶりに喫茶店で会うことになりました。相変わらずとてもよく似ていました。2人とも結婚して娘が1人いたのですが、どちらの娘さんも知的障がいを抱えていました。もちろん優しい性格の2人なので、お子さんに十分すぎる愛情を注いで、はたからみると幸せいっぱいの家族そのものように見えました。

話をしていて分かった事で、2人とも結婚して10年目ごろからご主人のDVに悩まされていました。それが原因で離婚したのが2年前の秋なところも奇遇でした。しかし、違いもありました。1人は離婚を期に自分のキャリアを磨き、新たな出会いもあり、近々再婚するようです。しかしもう1人は休みなく働きづめで、顔色も青白くどこか疲れているようでした。何が違いを生じさせたのでしょうか?

その違いは、1人がポジティブな性格でもう1人がネガティブだったからではありません。また、1人は男性とのコミュニケーションが得意でもう1人が苦手だったわけでもありません。その違いは、離婚後に社会の制度を活用して他人の手を借りたかどうかという点から生じたのです。障がいを抱えた子供をグループホームに預けて、自分の時間を確保したことが違いを生じさせたのです。

あなたが純粋に自分の子供がかわいい気持ちは良く分かります。私がみなくて誰がみてくれるの?私は母親としての責任を果たさなければならない…私がしっかりしなくちゃいけない…。

でも、罪悪感を感じる必要もなければ、自分を追い詰める必要もありません。家族同士とはいえ、適切な距離を取る方が健全で安全なのです。

あなたは先ほどの2人の物語の人生のどちらを選びますか?前者の人生を選ぶなら、私たちのグループホームがお力になれるかもしれません。私たちはグループホームという住まいの場を通して、家族のそういう想いを少しでも柔らげたいと思っています。

他との違い

私たちはグループホームに入居されたら、ご家族に一切手を煩わせずこちらで面倒みます。とは考えておりません。逆に一緒に並走しながら利用される方の支援をしています。時には一緒に悩み、時には一緒に不安を共有しながら、少しでも笑いの多い生活になるよう関わっていきたいと思います。だから、他人に預けっぱなしという罪悪感を持つ必要はありません。それに、親であっても、自分の人生を楽しむことも忘れないでほしいのです。それには心の余裕や時間の自由がなければなりません。少しだけお母さんを辞めてもいいんじゃないでしょうか?

また、箱物の施設とは違い、地域に馴染んだ民家で普通の生活をゆっくりと過ごせる環境を重視しています。「かぜのおと」に耳を澄まし、利用者のコンフォートゾーンを大事にしていきます。

私たちは対人関係のプロフェッショナルです。こういうと聞こえがいいですが、全てのスタッフがコミュニケーションが段違いで得意ということではありません。むしろ苦手は職員の方が多いかもしれません。苦手だからこそ障がいを抱えてきた本人の気持ちを想像したり、なんとか理解しようともがいています。ご家族と一緒に考え、乗り越えていこうと思っています。

こんな私たちを信用いただけるなら、ご相談の連絡をお待ちしております。

グループホーム相談窓口
070-1202-0038(坂井)
kaze@kaigo-kaze.com

どんな方と一緒に
暮らすの?
入居いただいている方は
  • 精神疾患や知的障がい、発達障がいをお持ちの方(障がい手帳をお持ちの方)。
  • 軽度の障がいを抱えてはいるが、少しのサポートで普通の生活を送りたい方。
  • 就労に行きながら社会的にも自律した生活を送りたい方。
  • 障がい者区分3〜5の方が基本的に入居いただいております。
障がい者グループ
ホームの1日
時間割
7時(起床)
  • 朝の支度 朝食準備・提供・配膳・下膳
  • 掃除ほか
9時(出勤)
  • お仕事先(就労移行・就労継続支援A・B)(生活介護・自立訓練・療養介護)
日中はお仕事や通い系のサービスを利用するため外出するのが前提
16時(帰寮)
  • 夕食準備 提供・配膳・下膳
  • 洗物・掃除・風呂・余暇ほか
22時(消灯・就寝)
自立を支援する
グループホームの役割
ご利用までの流れ
問い合わせ

お気軽にメール、またはお電話でご連絡下さい。一緒に見学の日程調整を行います。

見学

実際のグループホームの中をご見学いただきます。ここで日頃の様子をお伝えし、イメージを明確に描いていただきます。また、お困りごとや希望等、利用される方の様子もお聞かせいただきます。

体験入居の意思決定

お互いマッチしましたら、まずは体験入居の準備に入ります。

市町村への利用申請
  • 市町村への利用申請をしていただきます。
  • 障がい区分が未決定の方は認定調査の依頼も行います。
  • 家賃証明書を役所に提出します。

グループホーム利用するには、上記の利用申請と障がい区分が必要になります。家賃証明書を提出することにより、
※このあたりは相談支援専門員の方が手続きしていただけます。

体験入居契約

弊社と利用者様との間で体験入居契約書を交わします。別途、個人情報保護契約も結びます。
最初は2泊3日、3泊4日と徐々に慣れていきましょう。

本契約

利用者様との様子を見ながらお互い合意できれば本契約。本入居の日時を相談し日取りを決定します。

本入居

ご自分のお荷物など運びこみ、実際に日常の住まいをスタートしていきます。