松戸でグループホームの利用をご検討中なら！精神障害者グループホームとは

利用を検討できる主な精神障害

・統合失調症

幻聴（幻覚症状も）によって、現実世界と隔たりができてしまう病気です。間違った強い思い込み（妄想）や異常な思考からの行動などから仕事や対人関係にとどまらず、日常生活にも影響をきたしてしまいます。

・気分障害

いわゆるうつ病・躁うつ病（双極性障害）などを気分障害といいます。

うつ状態であると、意欲が減退し、自殺を考える人もいます。気持ちのコントロールができなくなり、一日中寝ていたり、逆に寝られず集中力が散漫になったりするなど、きちんとした日常生活を行うことが難しくなるケースもあります。

・アルコールやギャンブルなどの依存症

依存症はアルコール、ギャンブルに限らず様々あり、あまり病気と認識されてケースも多いのですが、根本的な医療の治療を必要としています。完治までには時間がかかり、それまでは日常生活に関しても支援が必要です。

・てんかん

てんかんにも、精神障害の認定がなされるケースがあります。てんかん発作は脳の神経細胞の一部に異常が起こり、様々な発作症状が起こるものです。この発作により生活に支障をきたす場合には、精神障害者の区分に入ります。

・高次脳機能障害

脳が何らかのダメージを受けたことで、行動や認知に障害が起こります。短期の記憶ができなくなる記憶障害、集中することが極端に難しくなる注意障害、言動が暴力的になる行動障害などです。

いずれの場合にも一人で日常生活をすることが困難であり、支援が必要です。サポートしている家族への負担が大きい場合は、施設への入居をするケースもあります。

知的障害者も対象

支援なしでは日常生活を送ることが難しい知的障害者も、グループホームを利用できます。知的障害は発達障害の一種で、知能的に実年齢の平均よりも遅れがあり、社会生活を行う上できちんとした適切な行動をとることが難しい障害です。仕事をする、食事の準備をする、お金の管理をする、といったことの支援が必要である場合には、ホームのサービスを受けて生活する道も選択できます。

利用するグループホームの選択は？

知的障害と精神障害のある人たちが、同じ住居に入るということはほぼありません。また、グループホームによって入居の対象者は異なります。障害の種類、またその重症度によって必要なサービスも違うため、区別されています。

ホームのサービスの種類としては主に3つあり、夜間、休日中心の介護・支援を利用する「介護サービス包括型」「外部サービス利用型」と24時間体制でサポートを受ける「日中サービス支援型」があります。

自治体のケアマネージャーに相談し、適切なホームに入居できるようにします。